【キツイ!】北アルプス縦走(二日目)
8/29(日) 0時に起床。
雨は上がっていたが、6時間以上の降雨で気温が下がり寒さで熟睡が出来なかった。
20時に就寝したので4時間も横になっていたのに回復していない。
やはり酒を飲み過ぎたのがいけなかった。
乾き切った身体にビールと日本酒では言うまでもなく身体に毒。
昨夜も飲んでばかりで食べた記憶があまりないのに、二日酔い気味で朝食が取れない。
シェルターの中でお湯を沸かしコーヒーを一杯飲んだ。
今は食えなくても、たった3時間程動けば双六小屋に到着するのそこで朝食取ればいいと考えた。
■0時30分スタート
有吉さんのテントに声をかけてみたら、起きてくれて横になりながらスタートを見送ってくれた。
新藤さん恵川さんのテントにも声をかけてみたが起きる気配無し。
野寄くんと今日のコースどうするかと会話しながら進む。
二日目は一日目の逆走だけだとCT20hが取れない。
双六岳山頂をピストンしても10分程度足らないのだ。
プラスαをすると今度は1時間以上オーバーするのだが、この日に広島に帰る事を考えると1時間オーバーは時間も疲労もかなりの負担になる。
名古屋に住んでいたら全然気にしなかった1、2時間のオーバーは、広島では翌日以降ダメージとなり仕事に影響してしまう。
簡単に言うと三日間睡眠不足。
そしてその期間の二日間はかなり強度が高い運動をしているので、ダブルのダメージとなり平常を取り戻すまでかなりの負担が強いられる。
話は逸れるが、この夏の甲子園でも準決勝に残ったのは近畿勢の4校。
雨天続きで試合延期が多くなった中、地元と言うことで練習場所を確保する負担は少なかったと思うし、自宅に帰れ調整面でも有利になったのでは無いかと考える。
実際ネットニュースにも同じ見解が出ていた。
やはり地の利は大きい。
私から言わせれば、東京も名古屋も大阪もアルプスの麓。
名古屋なんて庭だと思う。
広島に来てわかったが、いままでアルプスに関しては恵まれた環境だったのだなと。
毎週アルプス行けて本当楽しかったし、幸せだった。
■あれ??ヤバイ
予定通り行動時間3時間のAM3:30に双六小屋に到着。
星がキレイだったので沢山の方が夜空を撮影していた。
睡魔酷いので10分ベンチで仮眠。
なんか食事が喉を通らない。
胃が受け付けてくれなく、水もあまり飲めない。
高山病の症状だ。
原因はシンプルにお酒。
野寄くんにお願いしペースを落として貰いながら双六岳へ。
4:30双六岳山頂。
食事が取れないし少し疲れてるが、あと6時間は動けそうだ。
ここで野寄くんと再度コースについて相談。
三俣蓮華岳を取ってから槍ヶ岳に登れば、コースタイムから大きくオーバーするが、このペースなら全然行けるし、CT不足の不安は残らないだろうと言う考えで、大きくオーバーする三俣蓮華岳ピストンを追加で入れた。
ただ三俣蓮華岳に向う途中からお腹の調子が悪い。
アクビも多く高山病の症状が強く出始めた。
三俣蓮華Uターンで中道を戻る最中で大休憩。
高山病の症状を収めるべく10分仮眠。
水を含み重くなったシェルターとシュラフカバーも同時に干した。
再度双六小屋に戻り10分休憩。
西鎌尾根に入る前に、あまりにも眠いのでコーヒーを無理矢理飲んだ。
前日18時に寝ればここまで睡魔は来なかっただろう。
宴会が楽しすぎて完全に我を失っていた。
「 今日余裕だったから明日も勢いで押せる 」
この考えが甘かった。
TJARを目指すならこう言う甘い考えは絶対しては行けない。
「 あれ僕ら回復できて無いですよ 」野寄くんも睡魔がキツイようだ。
■完全に潰れる
樅沢岳(モミサワ)は少し休んだのでいつも通り楽に登れた。
ただ硫黄乗越あたりから野寄くんに付いて行けない。
スタートが遅かった恵川さんがその先を歩いており合流。
ただここから野寄くん恵川さんのペースに付けず先に行ってもらう。
ここから高度を上げる度に具合がどんどん悪くなった。(写真撮る余裕無し)
鎖場あたりで水のようなヨダレが出始めて次の一歩が出なくなった。
さっき抜いた登山者に抜かれる。
吐気が酷く戻してみるが、何も出てこない。
水が飲めない。
水を一口飲むとすぐゲーするのだ。
3人の友人とすれ違うが会話が出来ない。
これ過去最高の高山病だ。
エスケープも厳しいと考える。
途中途中で数分ねるが、いっこうにダメで双六小屋まで戻るのも厳しい。
何とか千丈乗越に到着。
双六小屋から3時間も経ったいた。
この状態では槍ヶ岳に行くのは無理。
すぐ高度を下ろし回復を試みようと槍平小屋に下山した。
途中槍ヶ岳から下山してきた野寄くんに抜かれる。
槍平小屋まで標高を下げると身体が楽になったので、奥丸山のピストンを入れCT20hを稼いだ。
ただ奥丸山山頂でも標高を上げたため吐気がまた来た。
槍平小屋で10分仮眠。
完全に寝不足と深酒が原因。
白出沢までまだ余裕が無くグロッキー。
新穂高手前の小屋が営業していたので、唯一飲めそうなノンアルコールビールを飲んだら完全回復。
以降走って下山したが、新穂高に到着したのは13時下山時刻予定から大きく遅れ15:30。
新藤さん、有吉さん、野寄くんが出迎えてくれて泣きそうになった。
■最後に
高山病でグロッキーになりながらよぎったのが、TJAR2022も高山病になるのでは無いかと言う不安。
TJAR2018は対策で富士山や冬の間からアルプスを入れたが、広島からだとそれが出来ない。
「 あいつ前回も高山病なってたよね?学習能力無いのかよ!笑 」
きっとそう言われるに違い無い。
TJAR2016の時も仙台からだったので、アルプスに頻繁に通えず東北の2,000m級の山で誤魔化したのが顕著に出た。
やはり冬の間からでも月2回はアルプスに通わないと、高山病になる可能性がある。
今回は飲酒と寝不足が大きな要因だが、一度でも高山病になると不安が大きくなって、他も含め原因分析と対策を講じようとするのだ。
一つ決めたのが、山ではビール一本以上飲まない。
本戦参戦が決まった時を想定し、前回のように半年前から飲酒をほぼ止めると言う事。
広島なのは言い訳かも知れないが、地の利はやはり大きい。
極度の寝不足でスタートするのだから。
あと日常(仕事)でトレーニングが出来る環境なのかも。
でも出来ることを見つけて行くしか今は無い。
もう一回頑張ろう。
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